こちらのページでは、砂利敷きの施工方法について簡単ではありますがご説明します。
せっかくの砂利敷き、失敗して景観を損ねないようにするには、
まず下準備をすることが大切です。
きちんと処理をして施工するのとそうでないのでは仕上がり、手入れの大変さが全く違います。
アートグラベル 藤岡
砂利を敷きたい場所の面積を測り、縦×横のmで平米数を計算します。
そうすることで砂利の必要な量がわかります。
砂利を買う際にも、多く買いすぎたり、足らなかったりする失敗を防ぐことができますので、
大まかでいいので、計算をして、砂利を敷きたい面積を出しましょう。
例えば、縦1m×横5mの場合なら、5㎡(平米)
横が50cm×縦が3mの場合は、0.5×3=1.5平米というような計算になります。
1m×1mが1㎥(平米)になります。
平米数を測ったら、次は砂利の必要数を計算します。計算をすると失敗しにくいです。
どうやって計算するかですが、面積×高さを計算して、ボリューム(容積)を出しましょう。
例えば、砂利を1㎡の場所に10㎝の高さ敷いた場合は、
1m×1m×0.1m=0.1m3(立方メートル)がボリューム(容積)になります。
ではどれぐらいの高さが良いのでしょうか?
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当店では、1㎡あたりつき、砂利を約80㎏(土嚢袋だと約4袋)の使用を推奨しています。
粒が細かい砂利であれば60㎏ほどでも地肌が見えることはありませんが、高さを出したりするために量が必要になります。
また、粒が大きい砂利ですと量が少ないと下地が見えてしまいます。
平米あたり80㎏で地面からの高さが4㎝ほどになるのが砂利敷きとしては綺麗に見える理想的な量です。
(あくまで参考としてください。詳しくはお問合せください。)
次は、砂利敷きの下準備としては最も大切なところになる、施工場所の整地と転圧です。
まずは施工場所に生えている雑草などを抜いていきます。
この時雑草が再度生えてくることを防ぐため根本までしっかりと抜くことが重要です。
雑草を抜いた後は、スコップで土を掬うなどして施工場所を整地します。
平らにすることで次の作業が楽になります。
平らにしないで凸凹のままだと、いざ砂利を敷くときに部分部分で高低差が出てしまって、
準備した砂利では足りなくなってしまったり、逆に余ってしまったりする失敗につながることもあります。
整地した後は、施工場所の転圧をします。
転圧とは、土に力を加えて空気や水を押し出し、粒子同士の接触を密にして密度を高めることです。
この工程をしておくことで地面が強く、固くなり、しかも平らになる為、砂利を敷く際にも均等にしやくすく、また砂利の沈み込みも防げ、
余分な量の砂利を買ってしまうことを防げます。
ホームセンターでも手動で行う転圧機などが販売されていますが、平米数が広い場合は付近の電動工具をレンタルできるお店や各建材屋にて転圧機をレンタルするのもオススメです。
転圧機で均すことでより地面を固くすることができます。
アートグラベルではプレートの販売、レンタルも行っております!
地面の整地、転圧に必要不可欠!
プレートをかけることで見た目も綺麗になりますし、その後の作業も格段に楽になります!
詳しくは下記リンクから↓↓↓
砂利敷きを失敗しないための最後の準備が防草シート敷きになります。
防草シートを敷くことで、後々雑草が生えてくるのを防止することができます。
転圧の上からただ砂利を敷くだけでは、とても厄介な雑草が生えてきて、せっかくキレイだったお庭の景観を損ねてしまいます。
そしてその草を抜こうにも、敷いてある砂利が邪魔してしまい草抜きも非常に大変になってしまいます。
そんな失敗を防ぐために防草シートがあれば、飛来種子が地面と接地しないのと、日光が地面に届くのを防ぐことができますので、根が付くのを防げます。
必要な大きさにカットし隅まで敷き詰め、ピンなどで止めて固定します。
ここまでが完了したらいよいよ砂利敷きです。
防草シートを敷いた上に砂利をばらまき、厚みが一定になるように均していきます。
土嚢の場合は大丈夫ですが、ダンプなどで配達された場合は下にブルーシートを敷くと良いです。
砂利を綺麗に均し終わったら作業終了です!
存分に自分で一から創り上げたスペースを満喫しましょう。
自分でやるのは大変だ。どうしよう。という方はアートグラベルにお問合せください。
砂利敷き作業のお手伝いをさせていただくこともできます。(地域による)
少し面倒な手順に感じてしまうかもしれませんが、この防草シートを敷く工程をしておくことで完成後の見栄えも良くなりますし、
失敗を防げ、メンテナンスが非常に楽になります。
ただ、どれだけ綺麗に施工しても、何年も経つと風雨により削れてしまったりして、砂利が減ることは免れません。
(砂利が流れにくくなる対策もございますので、お気軽にお問い合わせください。TEL:0120-07-1114)
また同じ砂利を買い足したい!でも何を買ったかわからないという失敗を無くすために、
砂利を敷く前のサンプルでとった砂利をお家の中に置いておきましょう。そこには砂利の名前とサイズが書いてあると思います。
または、買ったものを少量とっておくかメモをしておくことをおススメします。
ご自分で施工することで愛着もより湧きます。是非チャレンジしてみてください。
不明な点やお問い合わせはアートグラベルまでいつでもどうぞ。